SWFObjectでSWFをHTMLに埋め込む

公開日

Flash(フラッシュ)をhtmlに挿入する定番といえば「SWFObject」ですよね。
Flash Playerの有無、バージョンの検知、Web標準に準拠したコードを想定した実装方法などがスタンダードになっている所以でしょうか。

SWFObjectにはスタティックパブリッシングとダイナミックパブリッシングの2つの利用方法があります。スタティックパブリッシングはJavaScriptが無効、またはJavaScriptをサポートしていないブラウザでもFlash Playerのバージョンを検知できます。ダイナミックパブリッシングはJavaScriptが有効である必要がありますが、コードがシンプルらしいです。

当ホームページでは、スタティックパブリッシングを採用しております。以下、覚え書きです。

1)ダウンロード
下記よりダウンロードします。
http://blog.deconcept.com/swfobject/#download

2)アップロード
Webサーバーのwwwルート(トップページのindex.htmlを置いている階層)に任意のフォルダ(ここでは「js」)を作り、その中にswfobject.jsを入れます。
記述例)
<script type=”text/javascript” src=”js/swfobject.js”></script>

バージョンを検知し、古いバージョンのFlash Playerを使用している場合に、新しいバージョンのインストールを促す場合は、任意のフォルダ(ここでは「flash」)「expressInstall.swf」をアップロードします。

入れ子にしたObject要素をhtmlに記述。IE用の条件分岐が含まれているので、最大限のクロスブラウザサポートがされています。

▼こちらはswfの背景透過(透明)にするための記述なので必要でない場合の方が多いと思います。
<param name=”wmode” value=”transparent” />

3)HTMLページにJavascriptを記述します。
まずswfobject.jsを読み込むための記述をします。
記述例)
<script type=”text/javascript” src=”js/swfobject.js”></script>

続いてFlash Playerのバージョンチェックに必要となる記述をします。
記述例)
<script type=”text/javascript”>
swfobject.registerObject(“myId”, “9.0.115”, “flash/expressInstall.swf”);
</script>
※1つ目の因数はswfを配置しているobjectのid,2つ目の因数は、Flash playerのバージョン、3つ目の因数はexpressinstrall.swfの配置場所へのパス

Web Designing 2009年8月号で概要と使い方が紹介されています。


関連記事